相場が転換する際の”空間”を利用しろ!(メール講座にあった「GBP/USD」で解説)【※後編】

 

どーも、福沢です。

 

今回は前回の下記の記事の続きで”後編”になります。

 

こちら⬇︎

相場が転換する際の”空間”を利用しろ!(メール講座にあった「GBP/USD」で解説)【※前編】

 

なので、まだ上記の”前編”を読んでいない方は

前編を読んでから、この後編を読み進めていってくださいね、

 

さて、今回は今言った通り、前回の記事で話したように

少し前のメール講座で取り上げた「ポンド/ドル」の

注目しておかなければならない重要なポイントである

“空間”についての続きですね。

 

その前回の記事では、今回いい感じで例となる

少し前のメール講座で話していた「ポンド/ドル」を絡めて

主に「”空間”とはどういうものか?」

「なぜ空間ができるのか?」

「空間ができやすい環境とは?」

といった部分について解説していきました。

 

なので、この”後編”では“前編”でも言っていたように

”空間”に注目すると「なぜ伸びていきやすい場所」が分かるのか?

また、その空間を「どういうふうに活かしトレードしていけばいいのか?」

などの部分について具体的に話していくので

前編に続き、この後編も最後までしっかり読み進めていってくださいね。

 

というわけで、早速なんですが

「空間が重要になる」ということは“前編”で分かったものの

では「なぜその空間に着目すると、伸びていきやすい場所が分かるのか?」

という部分からですが、、、

 

これに関しては、以前に下記の記事でも

少し触れているのですが⬇︎

【2019年10月8日のトレード】 GBP/JPY 《+2,475,000円(+49.5pips)》 『”伸びていきやすいエリア”でエントリーをするからこそ利益に繋がりやすくなる』

 

結論から言うと、”空間”というのは週明けなどにたまに発生する

“窓”と同じように「開いたら埋める」という性質があります。

 

だから、空間ができるとその空間の中は

“伸びていきやすい場所”になると言えるんですよね。

 

つまり、“空間”ができ、その空間の中に入ってくれば

その空間の中には止められるものがないが故に

その空間を埋めるような動きが働きやすく

結果、スムーズに伸びていく事が比較的多い

ということですね。

 

なので、そういった意味で、”空間”が出来ている相場では

「伸びていきやすい場所が分かる」

要は、空間の中は今言ったように

“スムーズ伸びていきやすい場所”であるということになります。

 

そして、そういったことが分かれば

その空間を「どういうふうに活かしトレードしていけばいいのか?」

という部分も自然に分かってきますよね^^

 

そうです、「空間はその空間を埋める動きが働きやすく

その空間の中はスムーズに伸びていきやすい場所」になるのだから

シンプルに、その“空間を埋める動き”利用して

トレードしていけばいいんですよね。

 

“前編”のところで”空間”について

説明した時に例にした相場の場合でいうと、、、

(↑クリックで拡大)

 

“前編”では、上記画像の青枠で囲った部分で

“空間”が出来ていると言っていましたよね。

(詳しくは“前編”を参照ください)

 

なので、こういった場合に

青枠で囲った部分のような”空間”を埋めようとする動きを

利用していくのですが、ただ上記のような相場状況であれば

「この空間(青枠の部分)の中に入ってくるかどうか?」

つまり、ここから下げてきて一番上の”白ライン”を

下抜けてくるかどうか?は、当然のことながらまだ分かりません。

 

ここから下げてきたはいいものの

一番上の”白ライン”でサポートされて、再度上昇していく場合もありますし

下げてくることなく、そのままどんどん上昇していく可能性だって

大いにあります。

 

「ここからどういう動きになるのか?」は

それは、先のことになるので誰にも分からない部分にはなりますが

ただ、もしここから下げてきて一番上の”白ライン”を下抜け

青枠で囲った部分の空間の中に突入してくるような動きになれば

その時は、先ほど言ったように“その空間を埋めようとする動き”

働き、前述した通り「伸びていきやすい場所」に入ってくる

ということが言えます。

 

つまり、こういうこと⬇︎

(↑クリックで拡大)

 

上の画像の赤矢印のように

仮にここから下げてきて、一番上の”白ライン”を下抜けてくると

次の真ん中の白ラインまでの”空間”を埋めようとする動きが働き

一旦、その真ん中の白ラインまでは「伸びていきやすい場所」となり

 

そして、黄矢印のように真ん中の”白ライン”を下抜けてくれば

もう一段下の”空間”に突入してくるので、同じように

一番下の白ラインまでは「伸びていきやすい場所」となる。

 

考え方的にはこういった感じになり、”空間”が出来ているからと言って

それだけで「空間を埋める動きが働く」のではなく

あくまで、その空間に突入してきた時に

初めてその空間を埋めようとする動きが働くので

そういった部分は絶対に間違わないでくださいね。

 

この辺を勘違いしてしまうと

ただの期待感での逆張りエントリーになってしまうので 笑

 

で、上記画像の相場の場合であれば

今言った通り、まずは一番上の”白ライン”を下抜けてくれば

真ん中の白ラインまで、空間が出来ており”伸びていきやすい場所”

になるので

「一番上の白ラインを下抜け後、一旦戻しを待って

その白ラインでレジスタンスされるような動きになれば

その白ラインから再度下落していくところを”売り”で狙っていく」

 

というような狙い方、シナリオを立てられるような相場になる

ということになります。

 

空間の中に入ってきてから、”その空間に入ってきた”と

判断できるライン(今回の場合一番上の白ライン)を

レジサポに利用し「その空間を埋める動き」を狙っていく

といった感じですね。

 

また、真ん中の”白ライン”を下抜けてきた場合も同様に

真ん中の白ラインから、一番下の白ラインまで空間が出来ており

“伸びていきやすい場所”になるので

「真ん中の白ラインを下抜け後、一旦戻しを待って

その真ん中の白ラインでレジスタンスされるような動きになれば

真ん中の白ラインから再度下落していくところを”売り”で狙っていく」

 

といった狙い方ができます。

 

つまり、⬇︎の画像の“青丸”で囲った部分で

“売り”でエントリーできるというイメージですね。

(↑クリックで拡大)

 

“白ライン”の間にできている空間を埋める動きを狙う

ということを念頭に、先ほども言ったようにその白ラインを

レジスタンスに利用し、上記画像の青丸で囲った部分付近で

“売り”でエントリーしていくイメージです。

 

どうでしょう?

 

“空間”が出来ている相場で、その空間に着目できれば

それほど難しくはありませんよね^^

 

で、この考え方を今回の題材でもある

少し前のメール講座で話していた「ポンド/ドル」に当て嵌めるのです。

 

⬇︎の画像を見てください。

(↑クリックで拡大)

 

これも、“前編”で使った画像と同じなんですが

前編も含め、ここまで話してきた”空間”についての考え方

その空間を利用したトレードの仕方などを

今回のメール講座で話していた「ポンド/ドル」に当て嵌めると

上の画像の通り、“紫線”で描いた部分でそこそこ急激に下落しており

この時、黄ラインと青ラインに挟まれているエリアは

全く止められるもの(そのエリアで障害物となるようなラインやMAなど)

がなく、”空間”ができている。

(赤枠で囲った部分)

 

だから、その赤枠で囲った空間を埋めにいく動きを利用する

というのが、この時のメール講座で言っていた「ポンド/ドル」の

重視したいポイントになり、またそういった視点をしっかり持って

観ながら、分析したい相場だったんですよね。

 

そして、この赤枠で囲った部分の空間に着目できていれば

青ラインを上抜けてきたこの時の状況では、黄ラインまでは

“伸びていきやすい場所”になる、というのが分かるから

そうなれば、「じゃあこの青ラインをサポートに利用し

青ラインでサポートされるような動きになれば、そこから再度上昇

していく動きを”買い”で狙っていこう」という

この時のメール講座で話していたようなシナリオを

自然に立てることができた相場でした。

 

そして、それが自然に利益に繋がりやすい狙い方になる

といった感じです。

 

で、”前編”でも解説しましたが、その後青ラインを上抜け

その青ラインでサポートされたので、⬇︎の白矢印の部分で

“買い”でエントリーできる、ということになるのです。

(↑クリックで拡大)

 

(4時間足から一つ時間足を落とした、1時間足のチャート画像で

上記画像の”水色ライン”が、一つ前の画像の青ラインになります)

 

そして、この”空間を利用したトレード”は

「利確目標が分かりやすい」というのも

大きなメリットの一つになります。

 

ここまで読み進めてくれている方は

お気付きの方も多々いらっしゃるかと思いますが

この空間を利用したトレードでは、ここまで何度も言っている通り

「空間を埋める動きを利用する」が故に

“利確目標”という部分も自ずと決まってきます。

 

通常のトレードならば、もちろんその時の相場にもよりますが

「利確目標はどこにしよう?」と迷うことも

決して少なくはないと思います。

(特に、初心者さんやまだ経験が浅い人ならなおさら)

 

ですが、この”空間を利用したトレード”であれば

「利確目標をどこにしようか?」と迷うことが

もちろん、全くなくなるとは言いませんが

かなり少なくなるんですね。

 

何故なら、その”空間”の中には

前編でも言ったように、障害物となるようなラインやMAなどが

ほぼ、もしくは一切ないから。

(障害物となるようなラインやMAなどがないからこそ

そこに”空間”が出来る)

 

だから、何度も言うように空間の中に入ってくれば

その空間を埋めようとする動きが働く

= 基本的に、その空間が埋めるまでポジションを

保有しておいてもOK

 

ということになり、利確目標は

自然と「その空間が埋まる位置になる

というわけです。

 

つまり、今回の「ポンド/ドル」の場合でいうと

先ほども言った通り、”黄ライン”と”青ライン”(水色ライン)の間に

空間ができており、その“空間を埋めようとする動き”

利用してトレードしていくのだから

“黄ライン”まで伸びてくれば、“黄ライン”と”青ライン”の間に

出来ている空間(赤枠で囲った部分)は一旦埋まった

と言えます。

 

だから、こういった場合

空間が埋まったと判断できる”黄ライン”がそのまま利確目標になる

というわけです。

 

なので、こういった”空間”ができており

その空間を利用したトレードができる場合

シンプルに、空間を埋めるまで伸びていきやすいから

その空間を埋めたと言えるポイントが

そのまま利確目標になると覚えておくと良いです 笑

 

一応、今回の「ポンド/ドル」についても

その後、下の画像のような感じで⬇︎

(↑クリックで拡大)

 

その後の4時間足のチャート画像です。

 

この「ポンド/ドル」のその後はというと

セオリー通り、しっかり”黄ライン”まで上昇していき

実際に水色ラインと黄ラインの間で出来ている”空間”を

埋めるような動きになったんですよね。

 

ここまで話してきた通り、水色ラインと黄ラインの間には

止められ、障害となるようなラインやMAなどはほぼなく

文字通り”空間”が出来てしまっているからこそ

“黄ライン”が利確目標になるのです。

(チェックマーク付近で利確するイメージ)

 

ただ、この時一つ注意しなければならないポイントがあって

“空間”の中に入ってきたからといって、今回の「ポンド/ドル」の

ように「どんな時も必ずその空間を埋める動きをする」

というわけではないので、その点はくれぐれも注意してくださいね。

 

あくまで、比較的多くの相場では

空間の中に入ってくれば、その空間を“埋めやすい”

というだけで、今言ったようにどんな相場だろうと

「空間の中に入ってくれば、その空間を埋めるまで伸びていく!」

ということではないので、この点はしっかり留意しておいてください。

 

なので、仮に空間が出来ていて

その空間を埋める動きを利用してトレードできるような

相場状況だったとしても、時には”窓開け”を埋めないのと同様

その空間を埋めないこともあります。

 

僕の経験上、特に「空間が広い場合」などは

その傾向が割と強く、その空間を埋めようと

ある程度は伸びていく動きはみせるものの

空間が広すぎて伸びきらない、ということも少なくはないので

是非、そういった部分も頭に入れておいてください。

 

つまり、”空間が広めの場合”は「空間が出来ているから」と言って

安易にその空間を埋めるポイントを利確目標にするのは

あまり良くないということですね。

 

参考までに、今回の「ポンド/ドル」の黄ラインと水色ラインの間に

出来ている空間の広さくらいであれば、それほど広いとは言わず

比較的その空間を埋めることが多いです。

 

また、例えば⬇︎のチャート画像のような空間であれば

(↑クリックで拡大)

 

“前編”のところでも登場した、上の画像の相場で

出来ている空間の広さであれば

「上の空間」の場合、これもそこまで広すぎる

というわけではないので、その空間を埋める可能性は

十分にあります。

 

ですが、「下の空間」に関してはかなり広いので

ここまで広いと、一番下の白ラインまで伸び切らず

空間を埋める前に大きく反転上昇してきて

結果「空間を埋めない」といったことも少なくありません。

 

なので、「空間を利用したトレード」をする際は

そういった”空間の広さ”にも、きっちり意識を向けてくださいね。

 

といった感じで、今回の“前編”とこの”後編”の記事の本筋である

少し前のメール講座で話していた「ポンドドル」の

是非覚えておいてもらいたい”重要なポイント”というのは

ずばり、“空間”という部分でその空間にしっかり着目できていれば

メール講座で言っていたポイントが

自ずと「伸びていきやすい場所」というのが分かるし

それと同時にエントリーする前から

「だいたいこの辺まで伸びていくであろう」という大まかな目標

までも立てられる。

 

というような相場だったんですよね。

 

まぁ、もちろんそういった部分だけということではなく

細い部分も含めると、他にも色々注目したいポイントはあるものの

今回の場合、特にそういった部分が今言ったように重要なポイントで

そこにしっかりと意識を向けておいてもらいたい相場でした。

 

そして、そういった視点を持っていれば

「伸びていきやすい場所」が視えてくるのだから

あとは、その「伸びていきやすい場所」の中で

エントリーをしていけばOKで

それが今回のメール講座で話していた「ポンド/ドル」の

シナリオに繋がるというわけです。

 

細かいエントリーの仕方、タイミングの取り方に関しても

もちろん軽視してはいけない部分にはなるものの

その辺は、前編でも言っていた通り【エントリーマニュアル】

基本通りで問題なく、今回の場合も含め

そもそもトレードする際に、いの一番に重要になってくるのは

そういったエントリーの仕方やタイミングの取り方などよりも

やはり「エントリーしようとしているその場所は

伸びていきやすい場所なのかどうか?」という相場背景から

読み取れる“リスク”“トレードするに値する相場状況なのか?”

といった部分になり

 

そういった視点を持つことなく

エントリーの仕方や、タイミングの取り方ばかりに

目を向けていては、「絶対に勝てない」とまでは言いませんが

単純にトレードの難易度が格段に上がります 笑

 

つまり、勝ち続けていくのがかなり困難になる

ということですね。

 

何も、無理に難しいトレードの仕方で勝とうとする必要は一切なく

もっと楽に勝てるトレード、勝ちやすいトレードの仕方が

あるのだから、素直にそっちの道に進み

勝ちを目指していけばいいのです。

 

このブログでも何度も言ってきていますが

短期でトレードしようが、中長期でトレードしようが

そういった部分は関係なく、”相場背景”という部分は

そのトレードが勝てるのか?それとも負けるのか?を

左右する重要すぎる要素になり

その相場背景こそが全てのトレードの”土台”になる

と言っても決して過言ではないと思っているので

その相場背景の動きは、常に重視してトレード

していってくださいね。

 

あくまで、相場背景をしっかり分析した土台があるからこそ

その上で活きてくるのが、エントリーの仕方やタイミングの取り方

といった部分になるのです。

 

 

というわけで、少し前のメール講座で

『この”ポンド/ドル”で、是非覚えておいてもらいたい

注目ポイントがある』と言っていた、その注目ポイントというのが

今回“前編”とこの”後編”の記事でここまで解説してきた

“空間”という部分になります。

 

先ほども言いましたが

その時の相場で、”空間”ができていれば

(急騰、急落しているときに”空間”ができやすい)

その空間を埋める動きを利用してトレードできる場合が多々あり

「空間を埋める動き=伸びていきやすい動き」になるので

是非そういった視点を持ち、それをがんがん実際のトレードに

活かしていってもらいたいと思います。

 

簡単にまとめると、、、

 


 

● 急騰、急落しているときには”空間”ができやすいから

そういった相場状況であれば「空間ができているかどうか?」

を観る

⬇︎

● そこから「その空間の中にレートが入ってくるかどうか?」

に注視する

⬇︎

● その空間の中に入ってくれば、その空間を埋める動きが働き

“伸びていきやすい場所”になるからその空間を埋める動きを

利用してトレードできる場所になる

(相場が転換する際に空間を埋めるトレードがしやすい)

 


 

こんな感じです 笑

 

こういった視点を持っているだけで

その視点を持っていない人と比べると

もし、そういった相場状況でトレードする際

トレードの堅実性と言いますか、そのポイントで自信を持って

トレードできるか?という部分が大きく変わってくるので

是非、今回“前編”とこの”後編”で話した内容は

しっかり覚えておいてくださいね。

 

相場背景をきっちり読み取り、自信を持ってエントリーに繋げて

どんな時も「勝つべくして、勝つトレード」というものを

していけるようになりましょう^^

 

 

ということで、今回はこの辺で失礼します。

 

何度も言いますが、是非今回の内容も積極的に

実際のトレードに取り入れていってくださいね 笑

 

では!

 

 


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1件の返信

  1. hiko より:

    相場背景大切ですね。
    エントリーポイントだけに拘り、
    何度となく負けを経験しました。
    どうもありがとうございます。

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