【トレンドラインは結局のところ使った方が良い？使わない方が良い？】
どーも、福沢です。
３月に入って早くも１０日が経ちましたね 笑
感覚的には、つい先日年明けしたばかりの感覚なので
もう３月に突入してさらに１０日経ったっていうのは
僕の中では結構衝撃だったりします。
本当に歳を重ねるにつれて、時間の経過が速く感じるので
おじいちゃんになるのもそう遠くはないのかなーと感じてます 笑
自分がおじいちゃんになる頃にどの位置にいるか？は分かりませんが
僕もアラサーなので、まだ体力のある今のうちに
燃え尽きるまで、どんどん突っ走っていくしかないですね^^
さてさて、ということで今日はですね。
タイトルにもある通り“トレンドライン”についてです。
これ、問い合わせやサポートなどでよく聞かれます。
「福沢さんはトレンドラインは使わないのですか？」ってな感じで。
なので、今回はその回答の記事という感じです 笑
このブログに上げている、僕の数々のトレード日記的なものを見て分かる通り
僕は、トレンドラインは一切使わないんですよね^^;
まぁ、トレンドライン自体は相場の世界では”超”がつくほど有名なので
僕も”昔は”使っていたことはあります。
使ってたことはあって、だからこそ言えるんですが
僕的には、正直なところ「あまり使う必要もないかな？」という感じなんですよね。
決して、「トレンドラインは使えない！」というわけじゃないので
必要なくなったという言い方が正しいかもしれません^^;
なぜ必要なくなったか？
いくつか理由はあるんんですが、一番大きな理由としては
『水平線を極めれば、逆にトレンドラインが邪魔なものになる』
このたった一つの理由に集約されます。
そもそもトレンドラインって
簡単そうに見えて、実はその扱い方が結構難しいんですよね^^;
「どこを始点にするのか？」や「どの足に合わせて引くか？」
「引き直すタイミングは？」などなど、、、
一つ例を出してみると↓
（↑クリックで拡大）
少し前のドル円の１時間足のチャートです。
トレンドラインの一つの使い方として
「トレンドラインをブレイクしたらエントリー」っていう使い方が
結構一般的だと思うんですけど、上のチャートを見ると
「どのトレンドラインをエントリーする際の判断に使えばいいのか？」
その判別が難しいし、単純に分かりづらくないですか？^^;
水色のトレンドラインブレイクでエントリーしようとすれば
何回かブレイクするも、その度に下ヒゲをつけて水色トレンドラインを
再度上抜けてきてるし、、、
ピンク、黄のトレインドラインを使うにしても
ブレイク後そのトレンドラインを行ったり来たりしていて微妙ですよね^^;
（結果的に下げているといえば下げてはいますが、、、）
赤のトレンドラインに至っては論外ですね 笑
これは、出来上がったチャートなので
どのトレンドラインを使えば利益になるかは一目瞭然ですが
リアルタイムのチャートで毎回毎回正確に”使えるトレンドライン”を判別するのは
そう簡単ではありません。
まぁトレンドラインも極めれば
その時その時の相場で、どのトレンドラインがエントリーに使えるのか？
というのも分かってきますが、初心者さんや経験が浅めの人にとっては
特に難しいと思います。
それだったら、水平線を何本か機能するところに
パパッっと引いちゃったほうが断然いいんですよね。
もちろん、水平線も極めるとなるとある程度練習が必要になってくるんですが
トレンドラインより、シンプルでなにより圧倒的に分かりやすいんですよね^^
あと、これは僕の実体験なんですが
水平線は、トレンドラインよりも
感覚として身に付きやすい、つまり習得しやすい気がします。
同じ１ヶ月間という条件下で
“トレンドライン”と”水平線”の引く練習をしたら
トレンドラインを引くレベルが“１”から“５”に
水平線を引くレベルは“１”から“１０”になる。
っていうイメージ 笑
まぁ、僕の感覚的になんですが
本当にこれくらいの差は実際にあると思ってます。
だからこそ、勝ててない人ほど
まずは”トレンドライン”よりも”水平線”を極めてもらいたいんです。
さらに、水平線を使うと
「上（下）に行けない、だから下がった（上がった）」っていう
判断が容易にできるという大きなメリットもあります。
ここが、僕が水平線を好んで積極的に使う
大きな理由の一つでもあるんですよね 笑
どういうことかというと、
試しに、先ほどのチャートで引いたトレンドラインを一切廃止して
水平線をたった一本引いてみます。
こんな感じで↓
（↑クリックで拡大）
ちょっと時間が経ってしまったチャートになりますがご了承ください 笑
どうでしょう？
ぱっと見で水色ラインで上に行くのを止められていて
「上にいけない→だから下がった」っていうのが本当に簡単に分かると思います。
（黄丸で上に行くのを止められている）
こうなれば、冒頭のトレンドラインが必要ない理由のところでも言った通り
文字どおりトレンドラインを引くこと自体が邪魔になるんですよね。
なぜなら、先ほども言った通り
トレンドラインがなくても水平線を使いこなせると
「どこで止められるか？」「どこで伸びていきやすいか？」というのが容易に分かるから。
あと、「トレンドラインブレイクでエントリー」を使ったことある方なら
分かると思うんですが、トレンドラインを使ったエントリーは”騙し”が多いこと多いこと 笑
適当なところにトレンドラインを引いて
それをトレードに使おうものなら、簡単に往復ビンタを喰らいます。
まぁ、意識されているところ、つまり皆んなが注目しているところに
しっかりとラインを引けていなければ、往復ビンタを喰らうという点は
水平線にも言えることなんですが、リアルタイムの相場に対して
「意識される水平線」と「意識されるトレンドライン」
のどちらの方が引くのが難しい？と聞かれれば
やっぱり「意識されるトレンドライン」の方が難しいんですよね^^;
そもそも、トレンドラインよりも水平線の方が
圧倒的に世界中のトレーダーから注目されてるし、そうなればそのレートにくると
どうしても反応してしまうから。
水平線の方が注目されて意識されるっていうのは
何年も相場を見てきてるので、感覚的に分かりますし
これは、ほんとに顕著にチャート上に現れます。
だから、やっぱり水平線の方が使いやすいし”誰にでも分かりやすい”んですよね。
（勿論、しっかりと意識されるポイントに引けるようになるには
ある程度の経験も必要にはなってきますが）
トレンドラインって水平線のように
意識されているレート（価格）に引くというよりも
“斜めのライン”という性質上、どうしてもチャートの”形”しか判断するものがなく
その”形”に対して引く感じなので、どっちかというと
「手動で引くMA」というようなイメージに近いと個人的に思ってます。
だからこそ、常に変化していく相場に対して
「意識されるトレンドライン」を引き続けるっていうのは
かなり難しいんですよね^^;
トレンドラインをチャートの表示させてそれを使ってトレードすれば
“THE・トレーダー”という感じで、見てくれはカッコイイですが
そんなどうでもいいことを気にしてもしょうがないですからね 笑
稼ぐための道具（ライン）は”見てくれ”じゃなく
「自分が本当にその道具を使いこなせて利益を出せるか？」で
判断しなければなりません。
ちなみに、上のチャート画像の水色の水平線だって
「動いた後に後付けで引いただけだろう！」
と思う方もいるかもしれませんが、全然後付けじゃないですからね。
何日も前からこのレートというか、このラインには注目してましたし
ちゃんとメール講座でも言ってました 笑
（メール講座をしっかり読んでくれている方は分かると思います）
メール講座で使った画像ですが、こんな感じで↓
（↑クリックで拡大）
この水色ラインがそうですね。
しっかりと意識されている水平線だからこそ
その後の”未来”においても、当然意識される可能性が高くなるし
それが、水平線の大きな特徴でもあります^^
とまぁ、散々トレンドラインの悪口ばっかり言ってきたんですが
もちろん、トレンドラインにメリットがないわけじゃありません 笑
例えば、代表的なものでいうと
『MA抜けの前に入ってリスクリワードをよくできる場合があったり』
『利確&損切りの判断に使えることもあったり』
などなど、、、
「意識されるトレンドラインが引ける」という前提にはなるんだけど
こういったトレンドラインの使い方などもできる”場合”があります。
が、そんな感じでトレンドラインを自由自在に使いこなした上でトータルで利益を上げられる。
という域に達するのは、かなり膨大な経験値が必要になってくるので
先ほども言った通り、勝てていない人が“最短”で利益に繋がるトレードを
できるようになるには、やっぱり“水平線の習得”を優先すべきなんですよね。
そっちの方が絶対に簡単だし、本当に身に付きやすいです。
というか、トレンドラインは
“水平線 “をある程度、極めてからでも全然遅くないので
特に思うように勝てない人ほど、まずはしっかりと水平線を引けるようになって
文字どおり”極める”というところまで昇華させてやった方が近道です。
ちなみに、「意識される水平線の引き方」についてもよく聞かれるんですが
これは、もう本当に練習あるのみなので引いて引いて引きまくるしかないです 笑
（僕もラインについては、到底数え切れないほどかなりの数のラインを引まくって習得しました^^;）
その代わり、ラインっていうのは引く練習をすればするほど
どんどん正確に引けるようになるし、ほんとに誰でも練習さえすれば確実に上達するので
“水平線がうまく機能するところに引けない”という人などは
まず、とにかく「ラインを引く練習」というところに特に力を入れていってくださいね。
ということで、最後の方は少し話が逸れましたが
今回は僕が「トレンドラインを積極的に使わない理由」でした 笑
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